これもジーナ式を始めたばかりの時にはよく陥りがちな問題だと思います。私も3人の子供にジーナ式を導入しましたが、3人ともこの問題にぶち当たる時期がありました。
そこで今までの経験から考えた原因と対策を書いてみます。
考えられる原因
授乳量が足りない
ものすごーくそもそもの話なのですが、意外と気付かない時があります。それは体重が順調に増えている時です。『体重が順調に増えているのに授乳量が足りないってどういうこと?』と困惑すると思うのですが、それは生命を維持・成長するのに必要な量と満足・満腹になる量は違うということだと考えています。
厚生労働省によると月齢別に見る1日の体重増加目安は、
- 生まれてから3ヶ月まで:1日あたり25〜30g
- 3ヶ月から生後半年まで:1日あたり15〜20g
- 生後半年から生後1年まで: 1日あたり10〜15g
ということなんですが、これってあくまでも目安で、小さめの赤ちゃんはもっと少ないだろうし、大きめの赤ちゃんはもっと多くなると思うんですよね。
この上記の目安通りに体重が増えていたとしても、大きめの赤ちゃんならば平均よりも授乳量が多くないと満腹にならないわけです。よって、生きていくのに必要な量は満たされていても、長時間寝続けるのに必要な量に満たなければ夜中何度も起きるということにつながるんじゃないかと考えています。

ジーナ本の月齢のスケジュールより赤ちゃんの活動限界が短い
スケジュールに乗らなくて悩むのは大半が赤ちゃんが低月齢時だと思います。ジーナ式のスケジュールは、3ヶ月未満の赤ちゃんでも基本的には連続して2時間起きていることが前提のスケジュールが組まれていますが(1週目を除く)、3人育ててみて思うことは
低月齢の赤ちゃんが機嫌よく連続して2時間起きているのはほぼ不可能ということです。
多分起きていられる赤ちゃんもいるのだとは思いますが、うちの子はことごとくジーナさんの言う『眠るのが好きなタイプ(P109)』のようで、本の通りにきっちりと起こしておくと、興奮して自力入眠できなくなることがほとんどでした。
じゃあどうするかというと、
- ぐずりだしたり、眠たいサインが見られたら無理して起こしておかずに寝かす
- 授乳の時間とスケジュール上の起こす時間は極力守る
という2つを決めて、運用することでうまくいくことが多かったです。
でも上記のようにすると、ジーナ本に書いてある『1日の合計睡眠時間』を超えるけど大丈夫なの?早朝覚醒の原因にならないの?という疑問がわくと思いますが、それについては次回書きますね。
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